●英名:Tabe,Water pepper
●和名:たで(蓼)
●学名:Polygonum hydyopiper Opiz
●科名:タデ科の一年生草本
●原産地:日本
●主産地:日本、韓国、中国
たでは日本が原産であり、タデ科の一年草である。河川のほとりなどの湿地に自生しており、暖かい地方では多年草となる。
食用とされているたでは、やなぎたでという品種で、「本たで」や「真たで」とも呼ばれている。やなぎたでの変種で、紅たで、青たで、ほそばたでなどが栽培されている。
たでの仲間で、染色の藍がとれるものがある。これは食用のたでとは別種のタデアイである。
たでには、独特の芳香とピリッとした辛味感がある。辛味が最も強いのは紅たでで、青たでは弱い。
■青たでの若葉は「葉たで」と呼ばれており、鮎料理にとても合う。葉たでと酢を混ぜて作る「たで酢」は鮎料理には欠かせない。そのため葉たでは「鮎たで」とも言われている。
■発芽したての「芽たで」は、さしみのつまなどに利用する。
たでの語源は、「口の中がただれるほどに辛い」ということで「ただれ」となり「たで」に変化していったという。「たで食う虫も好き好き」も、この刺激感からできた諺と思われる。